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FULLDESIGNの名刺の制作過程をご紹介!

2022.05.18

はじめまして!
FULLDESIGNの広報担当です。
今回は「可愛い」「オシャレ」で有名なFULLDESIGNの名刺を紹介したいと思います。

FULLDESIGNの名刺の思考プロセスとは?

なんでこの名刺にしようと思ったんですか?

ウチの名刺めちゃくちゃ可愛いですよね(笑)色んな方にそう言っていただけます。
名刺って企業の顔になると思っていて、最初はとりあえずデザイン会社っぽくオシャレな名刺にしよう!ってくらいにしか思ってなかったんですよ。

けど、色々考えているうちに、名刺というツールの特性上、名刺交換した後って、後は保管されるだけ。になる事が多いと思うんです。それだと思い出してもらえないと言うか、、、
思い出してもらうタイミングとか、名刺を見返してもらうタイミングを増やしたかったんです。
一番最初は形を丸にしたり、ちょっとサイズを変えて、名刺ボックスとかに入りづらい名刺とかにしようと思ったんです。
片付け辛い名刺だと、引き出しとかに入れられないで済むかなーって。
けど、ネガティブの要因で接触回数を増やすことが、望んでいることなのかな?と自問自答して、その方向性は辞めました。

新しく出た方向性としては

A:日常的に使用できる別の用途も含ませた名刺
B:名刺としてしか用途はないが見返したくなる名刺
C:飾っておきたい名刺

の3方向でした!

Aのパターンで言うと、例えば定規の線を名刺に入れたりとかですかね?

定規としても使えるという汎用性を持たせて接触回数を増やす。というのも考えたんですが、
すでに色んな人がやっていて、、、
後、名刺を定規代わりに使う人って僕見たことなくて(笑)
それに、Aの方向性だと、単純にクリエイティブで勝負できていない気がしたんです。

ヒントはあの有名なお菓子に!?

Aの方向を断念し、B方向、C方向で考えました。
ふと思い出してもらえるインパクトのある名刺、
飾っておきたいと思ってもらえる名刺、
Bの方向性で考えれば、同時にCも成立するなぁと思ったんです。

 【名刺としてしか用途はないが見返したくなる名刺】 =  【飾っておきたい名刺】

その2方向で考えた時に、名刺を飾るって、すごくハードルが高いなと思ったんです。
だってピンとかで留めないと飾れないですよね?後、インテリアとして成立もしないし。。。

じゃデスクにどういう物をなら飾ってくれるんだろう、置いてくれるんだろう、と
色んな人ラインして話を聞きました!

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デスクにどんなの置いてる?なに飾ってる?
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すごく警戒されたと思います(笑)
だいたいの返事が

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「え、なに急に?」か「どうした?」
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でした笑

その中で何人か
「○っ子どうぶつフィギュア置いてる」
「コップの○子ちゃん置いてる」って方がいたんですよ。

その時に、【仕事に関係なくても可愛いものとかなら置いてくれる】という考えになりました。

もちろん、全員が置くわけでもないですし、ごく少数だと思います。
けど、【名刺】じゃなくて【少数でも置いてくれる可能性がある名刺】を作るという考えになったんです!

置いてくれる名刺を目指して〜

置いてくれる名刺・飾ってくれる名刺を目指して、思考を深めていきます。

ピンなどで止める労力を使わせたくない。名刺に穴を空ける事への抵抗がある。
などの理由からピンとかで止めて飾るなどはNG。

そうなると必然的に自立する名刺、という全体像が出てきました。

また名刺本来の働きである、【名前を覚えてもらう】という役目もマストになってきます。
出来ることなら【名前】と【顔】を覚えてもらいたい。

自立できる × 名前を覚えてもらえる × 顔も覚えてもらえる

この3つの要素がある名刺を作ろう!
そんな風に考えていきます。

顔と名前を覚えて貰う方法としては、写真や似顔絵を入れるのが効果的だと言われております。
そして紙が自立する方法はある程度絞られてきますよね(笑)

そうして出来上がったのが、
イラスト付きの自分たちの顔が立ち上がる名刺です。

おかげさまで沢山の方に好評いただいており、
クリエイティブ会社感も出せました!笑

欠点をあげるとしたら、
1枚あたりの単価が高い。。。泣

あと、1番の欠点は、
髪型などのイメチェンができない。

ってことですかね。

代表の古屋が昔髪を短くした時、名刺交換した人に「これ古屋さんですか?」って聞かれたらしいです。笑
それ以降、古屋は髪を短くしなくなったとか。。。

おしまい。